2015年4月12日 日曜日
目的のない旅
海沿い道路で金沢港まで行ってきました。
金沢港に向かう途中で、案内看板に誘われるように寄り道です。
弥生時代の遺跡だそうだが、寺院を想起させるような遺構・遺物は確認されなかったらしい。
道路工事中に遺跡が見つかったのだろうか。
建設工事中に遺跡が見つかると、遺跡を完掘するまで工事を続けることができないと聞いた。
民間工事で遺跡が見つかると迷惑なことらしく、黙認される場合も多いと聞く。
(都市伝説かも)
遺跡の最深部の祭壇にはオーラを放つストーンが祀られていました。
どんなご利益があるストーンなのでしょうか。
このパワーストーンを祭壇から持ち上げると、どこからともなく弓矢が飛び出すとか、床が抜けて地下に落とされるとかの仕掛けがありそうです。
そのままにしておきました。
江戸時代、北前船で儲けた商人の自伝を紹介しています。
銭後の館の入口は当時の建物で古めかしいですが、銭屋五兵衛記念館は北前船の模型が展示されていたり、映像で外国との闇取引の様子を紹介したり入館料以上に楽しめます。
建物の後ろには大野湊緑地公園があり、無料開放されています。
近隣住民、特に犬の散歩コースとなっているようです。
からくり人形の実演や体験教室があるみたいです。
このネーミングにはレトロチックな昭和のにおいを感じます。
東京の地名をパクっているのは東京への憧れからでしょうか。
中央に北前船のテラスという観客席付きのステージがあります。
テーマパークならいざしらず、ここは活用されているのだろうか?
金沢港といえば、ブリとカニそして甘海老がおすすめです。
ブリは出世魚で、地方によって呼び方と大きさが違いますが、地元のスーパーでは小さいものはフクラギで大きくなるとブリとして流通しています。
フクラギは、3枚おろしの半身が350円ほどなのでリーズナブルです。
ブリは大根の千切りが敷かれたお刺身パックに5~6切れ入りでで650円程。
我が家ではフクラギの刺身には誰も見向きもしませんが、たまにブリを買ってくると一気に食べつくされてしまいます。
ブリに限らず魚を見る目が養われており、お刺身の切り身が並んでいても真ん中においしい部分を見つけると、そこに箸をいれて取っていきます。
人前ではそのようなマナー違反はしてほしくないです。
(親の顔を見てみたい)
カニは加賀と能登を合わせて名前が付けられた加能ガニ(ズワイガニ)と呼ばれるものが有名ですが、高価なため温泉お泊りの時にしか口に入りません。
甲羅のカニミソが絶品。
1杯の価格は、500円(ゆでたままの状態)~1,000円(調理済み)
甲羅のカニみそ以外は食べるのが面倒ですが捨ててしまうのももったいないので、足のところはキッチンばさみで両端を切ってしまうか、包丁で縦に半分に切って食べます。
(スーパーで売っている調理済みは芸術作品で、魚屋さんできれいに処理されています)
安価なので甲羅を3~5個楽しむことができます。
甘海老はブリやカニを買うと未調理(生で甲羅付き)のものがサービスで付いてきます。
地元の人間であれば、甲羅を手でむいて刺身として食べるのですが、観光客は食べ方が分からず味噌汁の具としてしまうかもしれません。
地元のスーパーでも、甘海老の刺身は未調理であればビニール袋に入った状態で安く販売しています。
調理済みで大根の千切りが敷き詰められたお刺身パックでは500円程で、未調理の5倍程度の価格となってしまいます。
石川県に旅行に来られる方は、「寒ブリ」や「ズワイガニ」だけでなく「甲箱ガニ」と「甘海老」をぜひ堪能してみてください。
クルーズ船は来航していませんでしたが、近くに海上保安庁巡視船を発見。
海上保安庁様、やんちゃなご近所様から我々国民の生活を守ってください。
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